臨時復旧ver.
最近SNS上では「6時間警察」なる単語が取り沙汰されているようです。
用語の意味は「来店演者が6時間キッカリで帰るのを監視する人」という、パチンコをやらないか、あるいはSNSを見ない人からするとなんともツブシが効かない単語であります。
この6時間というのは一般的な10時オープンの店の場合はそこからピークタイムの16時までを指し、実際だいたいの演者の活動時間がこれに準じています。
別に決まりがあるわけではないので終日打ちます! とかの来店演者さんもいますし、また年末年始の三重県ではそれこそ24時間連続稼働の演者さんもいた模様。
なので10時〜16時というのはあくまで演者さんと代理店とお店の三者の契約上の話であって、三者がナットクの上で巻かれてる話なんですね。
なので別に16時になったらサクッと帰るのが正義。当然残業代なんか出ないのでそれ以降は演者さん・アテンダー・カメラマン・ディレクターからするとサビ残ということになります。
公務員さんとかの場合はどうかしりませんが、令和の時代の一般的なオフィス業務やらサービス業の場合、残業はあまりいい顔をされません。
残業代が発生した場合は「就業時間中にサボって残業で頑張んなよバカが」みたいな感じで詰められる場合もありますし、また愛社精神のつもりでサビ残した場合も社労士に見つかると「ちゃんと残業代請求してください!」みたいな感じでプンスカ怒られちゃうこともあります。
結果、会社からは「はよ帰れ」と言われるので、まあどっちにしろ就業時刻が終わったらサクッと帰る、というのが安牌です。
もちろん会社によって多少の違いはあるでしょうしコアタイム制を導入してるかどうかでもまた変わってくるんですけども、なにげにパチンコホールにおいてはこの辺はかなりホワイトで先進的な体質をしてることで知られてますし、演者に限って「契約時間が過ぎたら帰る」というのが批判されるのは、そういう体制とか契約の問題とは切り離した、また別の話になると思います。
じゃあその別の話ってなんだよというと、これがたぶん「楽な仕事しやがってずるいぞ」みたいな、ルサンチマンに近いもんじゃないでしょうか。
ほんとに身も蓋もないんですけども。
演者さんはどうしても「パチンコ打って大金を稼ぐ仕事」みたいに見られがちですし、実際、上澄みの人気者たちはそういう傾向が無きにしもあらず。
しかし世にあまねく存在するフォロワー2000人とかのよく分からない演者さんは、下手したら赤字で稼働してる場合もあるくらい、そんなに稼げてません。
理由は色々あるんですが「ダメな店に呼ばれても時間いっぱい打たなきゃいけない」というのがまずデカいです。
いわゆるぶっこ抜き状態でも「こんなん打てるかよ」といって離脱することが許されないんですね。
スロのほうはまだ立ち回りでなんとかなる場合もありますけどパチ演者さんの場合は本当に悲惨以外の何モノでもなく、底辺の演者さんが貰うお代では期待値ドマイナスだったりする場合も容易に想像できますな。
パチの場合は、そういうヤバい状況で打つことはそれ自体がマイナスプロモーションにしかならんこともありますし、それを押して「せめて18時までは打てよ」とかは余りにも無体が過ぎます。
プロモーションで来てるんだから見せ場は作らないと!みたいな6時間警察側の意見もわかるんですけども、よく見るとその演者はマイナス状態で身銭切って残業しているという、もはや商売の根幹を揺るがす大問題が発生してる場合もあるわけですし、十把一絡げに「けしからん」ってやるのは違うかな、と思いました。
もちろん、超売れっ子の場合は「移動時間」というまた別の問題が発生しますし。状況は色々ですな。
あ、遅刻しといて定時で帰るのだけは問答無用で叩いていいと思いますけどね。でもそれ以外は「そういう契約なんで」としか言えません。
バカバカしい言葉だよね。6時間警察。