臨時復旧ver.

この企画のおかげで数年ぶりにコラムを書く機会をいただいたわけですが、普段からデータを取る習慣がないため、実戦メモの作成には未だに苦労しています。
朝イチの抽選で敗れ、リセット狙いから天井狙いへとシフト。細々と台移動を繰り返して1日を終える。
僕の稼働の大半はそんな展開ばかりです。
だからこそ、コラムでは「銀太郎らしさ」が出せる日をお見せしたい気持ちは山々でした。
しかし、立ち回りの軸となるリセット狙いは台移動が多く、データを取る手間すら足枷になるため、普段はまったくメモを取りません。
というわけで今回も、しっかりと高設定狙いに絞った日の実戦をお届けします。
まずは、この日のホールの傾向から。
・末尾「39」番台が高設定濃厚
・高設定の「3台並び」が多数存在
これが表向きの傾向。
そして、日頃から通っている常連の間では、
・末尾39番台が3台並びに絡む確率が極めて高い
という暗黙の了解が存在します。
これら3つの要素を踏まえれば、本命中の本命はもちろん「末尾39番台」。
しかし、そこは抽選で1ケタを引き当てた者だけの特権です。
僕が手にしたのは、その「末尾39番台の両隣」を狙えるポジションでした。
次に問われるのは「どの機種の並びを狙うか」。
ここは過去のデータ、ホールの癖、そして勝負勘が試される場面です。
並びが作られやすい機種には一定の偏りがあり、本命はジャグラーガールズ。
対抗にマイジャグ、ドラゴンハナハナ。
この3機種のいずれかで末尾39番台の隣を押さえられれば、勝負になるという算段です。
そして迎えた朝イチの入場。
無事に確保できたのは、末尾39番台の隣に位置するジャグラーガールズの末尾40。

根拠の強さを考えれば、この時点で勝負は7割方決まったようなもの。
あとは自分の立ち回りを証明するための「答え合わせ」をするだけ。
そんな一日になるはずでした。
それでは、僕の台と末尾39番台を含めた「3台並び」の正体が見えてくるまでの展開をお伝えします。
| 1000G消化時点での状況 | ||||
| 末尾 | ゲーム数 | BIG | REG | 合成確率 |
| 38 | 708 | 1 | 3 | 1/177 |
| 39 | 978 | 5 | 4 | 1/108 |
| 40(銀) | 1000 | 3 | 6 | 1/111 |
| 41 | 781 | 0 | 4 | 1/195 |
まずは最初の節目となる1000G経過時の状況。自分と周囲の数値を確認していきます。
過去の傾向を振り返ると、素直に「末尾39番台の両隣」がそのまま正解となる3台並びのパターンも少なくありません。
実際に回してみると、軸である末尾39番台が良いのはもちろん、僕の台の挙動も悪くない。
さらに、末尾39番台を挟んで僕の反対側に位置する末尾41番台。ここがしっかりとついてきているのも、好材料です。
| 3000G消化時点での状況 | ||||
| 末尾 | ゲーム数 | BIG | REG | 合成確率 |
| 37 | 2346 | 11 | 6 | 1/138 |
| 38 | 2280 | 9 | 11 | 1/114 |
| 39 | 2846 | 15 | 17 | 1/86 |
| 40(銀) | 3017 | 13 | 13 | 1/116 |
| 41 | 2476 | 11 | 8 | 1/130 |
ここまでの挙動を見ると、もし仮に「末尾37番台」を起点とした3台並びだった場合、僕の台がハズレ台という嫌な可能性も浮上してきます。
しかし、目の前の数値を素直に受け止めるなら、末尾38番台から40番台へ繋がる3台並びと見るのが最も自然な状況。
軸となる末尾39番台の強さは相変わらず圧倒的。
そして僕の台も、BIG・REGともに引けていて内容としては悪くない。
少なくとも、この段階で席を立つ理由は一切ありません。
あとは腹を括り、答えが出るまでブン回すだけ。
……だったのですが。
| 21時時点での状況 | ||||
| 台番 | ゲーム数 | BIG | REG | 合成確率 |
| 38 | 7072 | 29 | 38 | 1/105 |
| 39 | 8157 | 35 | 35 | 1/116 |
| 40(銀) | 8736 | 24 | 35 | 1/148 |
ピーク時から一転、差枚にして約2500枚をロスト。
ここまで削られると、さすがにメンタルが折れます。
時刻は21時。
閉店まで残り2時間弱という局面で、ここから現金投資に切り替えてまで粘る価値は見出せず、ここで無念の実戦終了となりました。

【本日の結果】
投資…460枚+1万7000円
獲得…0枚
差枚…マイナス1242枚
結果としては「負け」です。
ただ、過去の傾向や周囲の数値を客観的に振り返れば、僕の打っていた台は間違いなく当たりの高設定だったと確信しています。
言わずもがな、ジャグラーシリーズに高設定確定演出は存在しません。
たった数千ゲーム程度のボーナス確率なんて、上振れ下振れでいくらでも表情を変えてしまうもの。
これは僕が日頃から強く感じている部分でもあります。
だからこそ、ジャグラーで設定狙いをする際に本当に重要なのは、目の前のデータカウンターの数字だけではなく、「ホールの傾向」と「周囲の状況」です。
今回のように、
・末尾39が強い
・3台並びが多い
・末尾39が並びに絡みやすい
という複数の強力な根拠を揃え、そこに周囲の挙動が追いついていること。
これだけの要素が揃っていれば、途中でどれだけ展開が崩れようとも、自信を持って打つ根拠になります。
ジャグラーシリーズで勝ち続けるための大前提は、目の前の確率を見る前に、その店がどんな入れ方をしてくるのかを知り尽くしていること。
……まあ、ガッツリ負けたやつが言っても何の説得力もないんですけどね。