臨時復旧ver.
当コラムでも何度も取り上げていますが、今業界では、パチンコ市場の活性化に向け、羽根モノをはじめとした低射幸機の普及に多くのメーカーが賛同し、開発を始めています。
初心者やライトユーザーの入口を増やそうという考え方には賛成です。しかし、販社の立場から見ると、実際に普及させるためには理想だけでは乗り越えられない課題が数多くあります。
実際にホールへ話を聞くと「調整が難しい」「今のユーザーにはウケない」「今の機械価格では採算が合わない」といった声が少なくありません。現在の新台価格は40万〜50万円が当たり前となっており、この価格帯では羽根モノを積極的に導入しようと考えるホールは限られます。昔のように羽根モノを広く普及させるのであれば、少なくとも半額以下まで価格を抑え、無理なく購入できるようにするべきです。
ただ、価格を下げるだけで解決する問題でもありません。ライトユーザーの受け皿である1パチなどの「低貸し」自体の稼働が伸び悩んでいる現状を見ると、「入口」を増やすだけでは十分とは言えません。本来であれば「低貸し」がその役割を担っているはずだからです。
今回の取り組みを成功させるには、機械価格の見直しだけでなく、価格、運用、遊技性のすべてが噛み合って初めて、羽根モノ復権が実現するのだと思います。