
開発者の思いが詰まったハネモノ爆誕!
ども袴一平っす。今年は様々なメーカーからハネモノがリリースされると言われていますが、今回はマルホンさんから販売される『PHはねもの ハネ釈迦』をショールーム取材からお届けします。
普段ショールームで試打させていただく時は、打つ前に台の特徴等説明を受けるのですが、今回は…その熱量がいつも以上。
それもそのはず、ハネモノを愛してやまない方が開発にも関わり徹底的に玉の動きに拘ったゲーム性を実現したとのこと。こういうアツい説明めっちゃ好きっす(笑)。
そんな『PHはねもの ハネ釈迦』ですが、まずは大当りするまでの流れを解説していきたいと思います。
開運ルートはほぼおまけ!
まず、ハネを開かせるためのチャッカーを狙います。

真ん中は2チャッカー(2回開放)、左右の1チャッカーは1回開放で稀にロング開放もあります。
チャッカーに入ると、規定開放数ハネが開きます。

ハネに玉が拾われると、左右のルートに振り分けられます。

左ルート(仏陀ルート)は鐘役モノが左右に揺れていて、トンネルが真ん中に来た時に玉が通過すれば煩悩ゲートへ。
煩悩ゲートは真上から回転体に向かうので、タイミングが合えば一直線にVへ。

鐘役モノを通過出来なかった玉は、黄色いシーソーから回転体に向かいます。

ちなみにこのどノーマルルートですが、玉が回転体内に入ってしまえばここ最近のハネモノにはない多種多様なアクションをしてくれるのでハネモノ好きは必見です!
次に右ルート(開運ルート)です。

『Pはねものファインプレー』を打ったことのある方はお分かりかもですが、右ルート選択を決定づける仕切り板は完全にランダムです(※ハネ開放時に全く動かないことも多々あり)。

仕切り板が上がった時に拾われれば、高確率で開運ルート!
右ルートに行った玉は2穴回転体に。その後、下にある歯車役モノにキャッチされゆっくりと下に向かい、釈迦が上昇しきったタイミングで落ちれば奥のVゾーンに入るって寸法っす。
V入賞確率は約3分の1となっていますが、「このタイミングでもダメなの?」ってこともあったので過度の期待は禁物っす。まあ開運ルートの選択率自体低いので、あんまり気にしなくて良いかもです。
思わず声出るノーマルルート!
ここからは実戦っす。記念すべき1回目の大当りはどノーマルからのV入賞。



写真におさめるのが難しいので、玉っぽいイラストで補足してみました。トキオシリーズ好きには垂涎の弧を描く当たり方。
その後、数回この当り方を体験した後に…来ましたよ、乗り上げ大当り!!

回転体の隅っこが土手のような形状をしているのは、この当りを作るためかと思ったんですね、この時は。
で、次の当りをが回転体とステージの溝間で止まった感じになったタイミングで隅っこが玉を奥に運ぶ動きをし、奥に行ったところで道に玉が入ってV入賞!



この大当りなんか完全に隅っこがあるからこその大当りだけど、このパターンも想定してあの隅っこを付けたのなら天才かよ!…って、本気で唸りましたよ。
その後の大当りは、王道の鐘役モノ突破して煩悩ゲートからストレートに当たる気持ちの良い当選。

それ以外にも開運ルートからの大当りを重ねて楽しんでいたら、あっという間にタイムアップとなりました。
ちなみにノーマルルートからの大当りパターンをお伺いしたところ、こんな当たり方もあるそうです。


そう、回転体が真ん中にあるトキオシリーズなら役モノ内右側に玉が行ったらほぼハズレなのに、本機はそこから大当りするパターンが用意されているんです。
実戦でも数回惜しいものはあり、もしかして当たることあるんじゃない?って思ったけど、マジで用意しているとは相当ハネモノ好きっすね。
これにより、どノーマルルートですら死に玉(絶対にV入賞しない玉)が圧倒的に少ない本機は、常にワクワク出来る良い作りっす。
自力継続だからこそ楽しみが多い!
ここからは大当り中ですが、まずは本機のシステムを説明します。
本機最大の特徴の一つが「天上天下ボーナス」です。

その当選期待度は大当り時の約14.9%(ハネロング開放時の当選含む)となり、当選時はこのアタッカーが開放します。

ほぼ無駄玉も発生しないので、ハネモノにはあるまじきスピードと出玉力を搭載しています。ちなみに通常時のモードはレトロモードと修行モードがあり、修行モード時のハネ開放時に出現するキャラは天上天下ボーナスの示唆となっています。
期待度は猪八戒<沙悟浄<悟空となっていますので悟空出現時は全力でV入賞を願って下さい。
ただメインとなるのは、ハネ開放による自力継続型の大当り。ここ最近はパンクの概念がないハネモノばかりで印象はないかもですが、昔のハネモノはみんなこのタイプ。懐かしいっすね。
で、この大当りですが、ちょっと特徴があります。
| 大当りラウンドの特徴 |
| �@ 最初の2開放はロング開放 |
| �A �@で拾われた玉は全て煩悩ゲートにて貯留(開運ルートは別) |
| �B 貯留を開放(この間はハネが開かない) |
| �C-1 V入賞したら継続+10カウントor20開放するまでハネ開放 |
| �C-2 V入賞しなかった場合は10カウントorハネ20開放するまでにV入賞すれば継続 |
�BでV入賞しなかった場合、その後の役モノの動きは基本通常時と同じなのでクセの良い台ほど継続率も上がるので良い台は見分けやすそうっすね。
大当りの流れはこんな感じですが、自力継続型のハネモノって出せたんすね。最近の機種だと最低でも2R分の出玉は保証されているけど、やっぱ実質2R当選時のがっかり感は半端ないっすもんね。
それが本機だと確かにパンク(非V入賞)した時のがっかり感はあるけど、完走した時の達成感がありますからね。

しかも完走した際は祝福の意味も込めてファインプレーやファンキードクターなどの特殊ステージも出現してくれますから。マルホンさん、分かってらっしゃる。
ちなみに試打では20回大当りして(※うち天上天下ボーナス2回)平均大当りラウンド数は4.95R(1R目はハネ開放のため含めず)。
一応大当り中に色々試しての数値なので、もう少し獲得ラウンドは良くなると思います。それを踏まえた上で大当り確率は約1/23.2(役モノ確率約1/13.45)だったので、試打値位の台なら平均ラウンド数も平均値以上になるから目安程度に覚えておいて下さい。
最後に、大当り中のお得な情報を。

大当り中に液晶に「手」が出現することがありますが、こちらは2チャッカーの保留があるよって合図です。なので「手」出現時は大当り後にハンドルから手を放さずに、ハネ開放を待って下さいね。
大当り中は節玉の宝庫!
ここからは攻略ポイントです。
| 通常時の止め打ち手順(1チャッカー・通常開放) |
| �@ ハネが開いたら打ち出し停止 |
| �A-1 玉が拾われたら役モノ内に玉がなくなったのを確認した後打ち出し開始 |
| �A-2 玉が拾われなかったら1拍置いて打ち出し開始 |
| 通常時の止め打ち手順(2チャッカー) |
| �@ 2開放目のハネが開いたら打ち出し停止 |
| �A-1 玉が拾われたら役モノ内に玉がなくなったのを確認した後打ち出し開始 |
| �A-2 玉が拾われなかったら1拍置いて打ち出し開始 |
ハネに玉が拾われなかった場合は打ちっぱなしでもそこまでの節玉にはなりませんが、役モノ内に玉が侵入した場合は打ちっぱなしだとかなりの無駄玉が発生します。なので、最低限ハネに玉が拾われた際は、打ち出しを止めるようにしましょう。
次に大当り中の止め打ち手順ですが、こちらは打ちっぱなしだとかなり無駄玉が発生するので、かなりお得なポイントです。とその前に、再度大当りラウンド中の特徴に触れておきます。
| 大当りラウンドの特徴 |
| �@ 最初の2開放はロング開放 |
| �A �@で拾われた玉は全て煩悩ゲートにて貯留(開運ルートは別) |
| �B 貯留を開放(この間はハネが開かない) |
| �C-1 V入賞したら継続+10カウントor20開放するまでハネ開放 |
| �C-2 V入賞しなかった場合は10カウントorハネ20開放するまでにV入賞すれば継続 |
| �D 継続時は役モノ内の玉がなくなってから次のラウンドへ |
補足要項として、�Bの貯留を開放してから�Cに移行するまでに約10秒ほどインターバルがあります。しかもこの間はハネが開かないので打ちっぱなしだと約16.6個(1秒間に玉は約1.66個発射される)の無駄玉が発生します。もちろん打ち出した全ての玉がOUT口に入るとは限りませんがそれでもかなりの無駄玉が発生します。
次に継続時の補足。こちらは最終開放(20開放目)もしくは10カウントで次のラウンドに移行するのですが、注意点としては10カウント目の玉。こちらが煩悩ゲートに向かったり、開運ルートに行った場合、かなりインターバルが長くなります。実戦では平均約6秒ほどでしたが上記の理由でもう少し長くなることも。ちなみに約6秒でも10個近い玉を節玉可能です。
この2ヶ所を止めるだけでも、仮に平均5Rだった場合は約122個(ラウンド中16.6個×5R+ラウンド間インターバル9.66個×4R)が節玉となります。これを終日実戦で初当り40回とかになったらとんでもない効果になりますので是非覚えて下さい。
| 大当り消化手順(天上天下ボーナス) |
| �@ 打ちっぱなしで消化 |
| �A 最終ラウンドのみ8個目が入る直前に打ち出し停止 |
| 大当り消化手順(釈迦ボーナス・V入賞時) |
| �@ 2開放が閉じる直前に打ち出し停止 |
| �A 3開放目が閉じるきる直前に1個打つ |
| �B ハネが閉じるきる直前に1個打つ |
| �C 10カウントまで�Bを繰り返す |
| �C-2 V入賞しなかった場合は10カウントorハネ20開放するまでにV入賞すれば継続 |
| �D 液晶のシグナルが緑に変わったら�@に戻る |
| 大当り消化手順(釈迦ボーナス非継続時) |
| �@ 2開放が閉じる直前に打ち出し停止 |
| �A3開放目が閉じる瞬間に2個打つ |
| �B ハネが閉じる瞬間に2個打つ |
| 大当り消化手順(最終ラウンド) |
| �@ 2開放が閉じる直前に打ち出し停止 |
| �A 3開放目が閉じたら1個打つ |
| �B 10カウントまで�Aを繰り返す |
| �D 継続時は役モノ内の玉がなくなってから次のラウンドへ |
V入賞時と非V入賞時で手順が変わるのは、1回開放で複数個玉を拾わせた方が若干V入賞の期待が上がる(どノーマルルートでの玉の干渉などで)ためなので、出来ればV入賞後か否かで打ち分けて欲しいかなと。
次にラウンド間インターバルですが、10カウント目が役モノ内にある限り次のラウンドが始まらないのは言及したと思いますが、液晶を見ていれば次のラウンドの開始タイミングは明白っす。

シグナルが出るので役モノ内に玉があるかどうかののチェックは不要。シグナルが赤から緑に変わった瞬間が打ち出しタイミング。
現状、攻略できそうな点はこの2ヶ所だけですが、大当り中の攻略効果は絶大なので必ず実践して下さいね。
歴史に残る名機の予感!
中々触れる機会もなくまとめ部分での紹介となりますが、本機のハネはかなり大きいんですよね(※デカハネギミック・大きさ同社比30%UP、『Pはねものファインプレー』に比べてハネ拾い率150%UP)。
そのおかげで役モノ内に玉が入りやすく、結果あのどこからでも当たるノーマルルートでの玉の動きをより一層堪能出来るようになっているんすよ。
このどこからでも当たるノーマルルートってここ最近のハネモノには無かった残念点。そこをしっかりとフォローした『PHはねもの ハネ釈迦』は、玉が役モノ内に入りさえすればワクワク出来る融通無碍な至極の一台とさえ感じるほど。
大当り中がほとんど何もすることがない直近のハネモノシリーズと比較するまでもなく。常にパンクの危険がはらんだラウンド中、完走した時の高揚感。
どれを取っても楽しめる本機、導入されたら是非とも打ってもらいたいです。そのためにも導入店舗さんには是非とも甘く扱って欲しいっす。
