「ついにパチンコにも天井が?」と、話題になっているパチンコの新機能「遊タイム(ゆうたいむ)」について解説します。
「ハマリ台狙い」で勝てる時代に!?
「遊タイム」とは、「ある回転数に達すると(ハマると)時短に突入する」というハマリの救済措置、すなわちパチスロの天井のようなゲーム性が、パチンコの「技術上の規格解釈基準」および「日工組内規」の改定により実現可能となりました。これにより、今まではオカルトでしかなかった、パチンコの「ハマリ台狙い」が、正攻法として認められる日がやって来たのです。遊タイム搭載機種はこれからも続々登場予定!!
遊タイムでできること
2022.3.30改稿
遊タイムの性能は、初当り確率により決定。以下のルール内で台を作ることができます。
◆遊タイム発動は、初当り確率分母の1.5〜3.0倍の回転数
初当り確率1/200台なら、300〜600回転の間に発動する「遊タイム」をつけることが可能。
◆遊タイムでの時短回数は初当り確率分母の3.8倍まで
初当り確率1/200台なら、最大760回転までの時短がつけられるということ。また最小に関しては1回転から時短がつけられるので、規定内であれば機種ごとに独自のゲーム性を作成可能となっている。
表にまとめると以下のようになります。
初当り確率 |
遊タイム作動回転数 (時短突入回転数) |
遊タイム作動回数 (時短回数) |
1/100 |
150〜300回転 |
最大380回転 |
1/200 |
300〜600回転 |
最大760回転 |
1/300 |
450〜900回転 |
最大1140回転 |
設定@1/120
〜設定E1/100 |
180〜300回転 |
最大380回転 |
※設定付きの場合、作動回転数は「すべての設定における大当り確率分母の1.5〜3.0倍、作動回数(時短回数)は「最も高い確率の分母の3.8倍まで」
※令和4年3月29日以前の作動回転数は「大当り確率分母の2.5〜3.0倍」とされていたが、令和4年3月30日「大当り確率分母の1.5〜3.0倍」に改定された。
遊タイムの注意点
遊タイムに突入したものの、大当りすることなく規定回転をオーバーしてしまった場合は、時短は終了してしまいます。
遊タイムの主目的はハマリ救済措置なので、スロットの天井機能と混同しないよう注意が必要です。
また、遊タイムは大当り間に1回しか作動させられないので、遊タイム中に大当りしなかった場合は、再度大ハマリを食らっても2回目の遊タイムには突入しません。